冬の養生〜と、言っている間に「冬の土用」に入りました。17日からです。
土用とは、次の季節に向けてのカラダの準備期間のことでしたね。
今年は2月4日が「立春」なので、その前の18日間が「冬の土用」になります。
春に向けての準備期間ですよー
まだまだ寒いに不思議な感じです。
でも、日暮れは遅くなってます。
お店から自宅に帰り時、「また明るい〜!」って、嬉しくなって、春に向かっているなと、実感しています。
さて、土用の養生は、何度となくお伝えしてきました。季節ごとにあるので、一番、覚えやすい…かな。
胃腸を労る時期
薬膳では、「人は自然の一部」という考え方。土用はカラダの土台にあたる『胃腸』を労ります。
胃腸が元気だからこそ、きちんと栄養分を吸収できて、こころもからだも丈夫になります。
いつも通りの土用でよいのですが、とくに冬は要注意。
元々、土用が影響する臓器に、胃腸と同じく「脾」があって、消化吸収のために必要な役割を担っています〈西洋医学の脾臓とはちょっと違いますね)。
この「脾臓」は、湿気を溜めやすいところで、冬の臓器「腎」は、水分代謝をコントロールするところです。
影響しあいますねー
冬の養生(腎を労る)を心がけることは、水分代謝をよくして、「脾」を労ることにもなります。
反対に冬の土用をおざなりにして、不摂生すると、湿気をためて胃腸だけでなく、腎まで傷めることになります。
どうやって労る?
胃腸を丈夫にすることで湿気を溜めないカラダ作りをしていきます。
胃腸を丈夫にする食材は、米類・豆類・芋類など。でも、これだけではダメで、胃腸に負担をかけてしまいます。
プラス心がけて欲しいことは、巡らす食材(ねぎ、しょうが、スパイス類、酢、梅干し、大根、葉物など)を一緒にとること。
調理や味付けに使える食材も多いので、意識してみて下さい。
年末年始、食べ過ぎていると思うので、『いつもよりよく噛む』『腹7分目にする』これだけでも労りになります。
また、砂糖は湿気の素になるので、「甘いお菓子をひかえる』でもよいですよ。
冬の養生も忘れずに!
あまりアップできていませんが、〈冬の養生①②〉読み返してみてください。
私の冬土用の養生は
- 食べすぎない
- 市販の甘いものを控える
- 温め薬味(ネギと生姜)をたっぷり使う
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