夏の薬膳⑦

こんばんは。夜配信です。
梅雨が明けたと思ったら、この暑さ!!
お店前の道、昼間は誰も歩いていませんよー
淋しいけど、それでよいです
命を守らねば!
さて、「パンと薬膳」<夏の養生⑦>です。
この暑さを乗り切るためにも、毎日の食事で養生していきましょう。
季節は長夏(ちょうか)。湿度が高い夏の季節のことですが、この19日からは、夏の土用に突入しています。長夏のことを「夏の土用」と書いたりもするので、ややこしいです。(あまり、深く考えないで!)
前にも書きましたが、「土用」は、次の季節への準備期間のこと。カラダの土台である、胃腸を労わる時期です。立春、立夏、立秋、立冬の前、18日間をさしているので、年4回あるということですね。
今年の立秋は8月7日。その前の18日間=7月19日~8月6日が「土用」にあたります。
この暑さ!秋が来るなんて想像もできませんが…『夏の養生』+『胃腸の養生』を意識していきましょう。
potluck*ct
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今回は、ひとつ素材を選んで、お伝えしようと思います。
ポトラのパン〈夏限定〉にも使っている、「とうもろこし」。
「とうもろこしのパン」「コーンブレッド」「とうもろこしのパヴェ」など
食べて頂けましたか(happy)
とうもろこしは、「実」(粒)だけでなく、ひげも皮も全部!カラダに役立つものばかり。特に、この夏の土用にもってこいの食材。
「ちゃんと養生を考えて、夏はとうもろこしのパンをつくっています」と、立派に書いてみたいところですが、それは後付けの理由で・・・
旬の食材を選んでパンにしたらピッタリ!『旬』を選ぶことの効果ですね。難しく考えなくても、旬を意識できれば、養生になるということです。
さて、本題にもどり、「とうもろこし」について。
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(続き)
まず、実(粒)の部分は、胃腸を丈夫にする「補気」という役割。
土用にぴったりの食材です。
実も特に芯に近いほど効果が高いので、芯に近いところまでしっかり食べましょう。
とうもろこしごはんを炊くとき、「芯もいっしょに」とよく書いていますが、うまみを出すためでもあり、カラダの養生のためでもありということですね。
とうもろこしのパンを作る時。
包丁で実をカットするのですが、芯に近いところもしっかり落としていて、みた目にはわかりませんが、生地にはしっかり練りこんでいます(shiny)
次に皮とひげ。実がもつ「補うチカラ」とは逆で、「出すチカラ」利尿作用をもっています。
夏の養生で、とても大切な役割です。
と、いっても、皮とひげはどうしと食べる??
少し解説しますね。
potluck*ct
(lightbulb)「とうもろこし」「ひげ」「皮」などのキーワード検索でも、色々でてきますよ!
<ひげ>
●細かく刻んで、具材として混ぜて使う
●乾燥させてひげ茶にする
<皮>
●ひげ同様に乾燥させてお茶にする
●皮を残した状態で、蒸す、ゆでる、レンチンする。
お茶にするときは、乾燥させて、少し煎ってから使うと香ばしいです。
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色々書きましたが、実は今年はお茶にまで到達していません。(薬膳の師匠に)「ごめんなさーい」と、手を合わせている私です(bittersmile)
まだとうもろこしは出回っているので、まずは「皮つきのとうもろこし」を購入するところからはじめて、できること実践してみて下さい。
面倒な方は、ポトラで「とうもろこしのパンを食べる」を是非是非(happy)
こんなパン達(写真)
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今日はここまで。
次の日曜日はオープン日です。
もちろん、とうもろこしのパン達も並びます。
なるべく暑くなる前にご来店頂けるよう、頑張って、早くオープンする予定です(←予定!)
それではまた。
長々、お付き合い、ありがとうございました。

YUMINI

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