こんばんは。夜配信です。
久しぶりの「パンと薬膳」。
<春の薬膳⑥>をお届けしますね。
しばし、お付き合いください。
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まだ冷んやりする日もあって、選ぶ服に迷う毎日。ちょっと春らしく薄着をすると大失敗!“鼻水が止まらない”なんて事態に陥ります。(今年もそんな日がありました)
とはいえ、季節は、晩春に入っています。
陽気は上がって、気温が上がれば更に上がる、という状態。
暖かさの実感はあまりありませんが、陽気が上がることで、からだに出る不調があります。
「気が上がって、カラダから出ようとする」そんなイメージで、例えば…
*咳、痰、鼻水が出る、目が充血する
*頭にエネルギーがいってあれこれ考えすぎたり
というような感じ。
心当たりはありませんか?
上がりすぎないように「重石」してくださいねーと、何度か書いてきましたが、引き続き①「重石」の食材選びが大事。
そして、②「巡らし」の食材をプラスして、代謝を高めましょう。
今回は、この①と②を意識して作ったスープをご紹介。
ポトラだよりvol.17に書いたレシピですよー
↓
完成はこんな感じ
作り方に続きます
つづきの配信です!
遅くなりました〜
あさりとセロリとカブのスープ
【材料と下ごしらえ】
●アサリ(砂抜き)100~200gくらい
※お好きな人はたっぷり
●セロリ(スジを取って斜めスライス)1本
●カブ(皮をむいて、くし切り)2個
●玉ねぎ(薄切り)半分
●しょうが(千切り)ひとかけ
【作り方】
① ごま油大1で、しょうがと玉ねぎをじっくり炒める。
※面倒ですが、うまみを出すため、ここはひと手間!
② ①にセロリを加えて、更に炒める。
③ ②にアサリとカブを入れて、さっと炒めたら、水を2カップ(具材が隠れるくらい)を入れて火を強め、蓋をする。
④沸騰したら、火を弱めて、弱~中火で。
アサリの口が開いて、カブがやわらかくなるまで煮る。
最後は味を見て、塩とこしょうをプラス。お好みの味になったら完成~
↓
バゲットチーズと一緒に
ある日のまかないランチ
potluck*ct
potluck*ct
【追記】
●ポトラだよりでは、「玉ねぎ」ではなく、「長ネギ」と書きましたが、我が家のストックにあった玉ねぎを使いました。
●今回も出汁(コンソメみたい)は使わず。じっくり玉ねぎを炒めたこと、アサリのうまみもあって、塩とこしょうだけで十分!
【スープの解説】少しだけ
●食材の役割はこんなかんじ。
「重石」(補血)
→アサリ、セロリ
「巡り」(理気)
→セロリ、たまねぎ、しょうが、かぶ
●アサリとセロリだけでも十分ですが、この2つ、両方ともカラダを冷やす(熱を取る)食材です。
暖かくなって、陽気も上がっていますが、温め食材(たまねぎ、しょうが、かぶ)をプラスして冷えすぎないように考えました。
いかがでしたか?
今の季節に必要な『補いたい食材』と『巡らし食材』を選ぶ。
選んだ食材の温熱寒冷(平)のバランスを考える。
こんなことを気にしています。
読みながら、なんとなく〜が伝われば嬉しいです。
ちなみに、レシピはゼロから考えるというより、美味しそうなレシピをみつけて、足したり引いたりしています。
では、今日はここまで。
また明日!
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