暑い日が続きますね。
8月もはじまったばかり、まだまだ「夏」を感じる毎日です。
…が、立秋(8/7)から、季節は『秋』に変わってきています。じわじわと...
カラダも夏の養生から秋を意識した養生へ、様子を見ながら変えていきましょう。
11月初旬まで『秋』は続くので、“初秋”と“晩秋”にわけて、養生を考えます。
9月初旬まで「初秋」ですよー
秋の特徴は、『乾燥』。
燥邪(そうじゃ)という、邪気にやられちゃいます。皮膚がカサカサ、かゆい、便秘がち、髪のパサつき、から咳etc…みたいなことに。
初秋の養生=『冬へのカラダ準備』。
この時期、どんなふうに過ごすかで、冬の体調がかわってくるのでとっても大事です。
養生のひとつが「潤い(水分をイメージ)」補給。
夏の養生も『潤い』でしたが、目的が少し変わってきますね。
晩秋でもお伝えしますが、潤い食材って、カラダの熱をとるものが多いので、選び方には要注意になります。
まだ暑い夏なので、8月いっぱいは、夏の延長でいきましょう(^^)
初秋の潤い(水分)補給の理由がもうひとつあります【大事!】
「夏にこびりついたカラダの中を汚れを、水分補給しながら(ふやかしながら)、きれいにお掃除するため」
気温が高いこの時期だからこそ、掃除もしやすい!(お湯の方が落としやすいという理由と同じ)
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〈秋(初秋)の食養生〉
●潤い補給…
・根菜類、ねばねば食材、海藻、果物
・白っぽい食材は、潤い補給になります。
例えば、レンコン、大根、長芋、豆腐、白ごま等
・海藻やねばねば食材は、水分代謝を整える食材(巡らし食材)にもなるので一石二鳥。
●巡らし食材...
・わさび、しょうが、ネギなどは、洗剤の役割をしてくれるので、汚れも落としやすくなります。
・食後の紅茶もよいですよ。
ここまでは、昨年の記事にも書いた、復習みたいなこと。
ここからは、『パン』について。
季節の養生を取り入れたパンの紹介です。
秋のショコラとクランベリーパン
原材料
小麦粉(国産)、クランベリー、チョコレート、クルミ、酒種酵母、クコの実、カカオニブ、きび糖、カカオパウダー、塩
暑い季節にチョコ系はあまり作りません。
溶けやすいのと、やはり売れ行きもよくないのです。
暑いとはいえ『秋』なので、チョコを選んでみました。
実はココアやコーヒーなどカカオ系は、巡らし食材です。『化痰(かたん)』と言って、こびりついた、どろっとした水をとってくれるような役割があります。
ということは、初秋にピッタリの食材なのですね。今回は、カカオニブもプラスして、巡りUPにしてみました。
あとは、肝心な潤しをどうするか...
そこでプラスしたのが、
“クコの実(コジベリー)”と“クルミ”です。
どちらも『補陰(ほいん)』といって、潤し食材になります。
そんなこんなで完成した
『秋のショコラとクランベリーパン』
ポトラで見つけましたら、選んでいただけると嬉しいです。
ビターチョコなので、お酒にも合います。
オトナパンですねー
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