こんばんは。
久しぶりの『パンと薬膳』で、夜配信です。
随分と春らしくなってきました。
目に入る色が、地味な冬色から、明るい「春色」にかわってきた感じですね。
さて、今日は〈春の薬膳④〉です。
春の薬膳③の続きですねー
③では、トマトとサバのスープをご紹介。
『補血(ほけつ)』=重石をしましょう
と、お伝えしました。
〈重石の役割〉
・上がる気を上がりすぎないようにしたり
・ふらふらしないように土台がしっかりさせるため
今回は、この重石になる『補血(ほけつ)』について。
春に補血することは、重石だけではなく、他にも大きな役割があります。
文字の通り『血を補う』という役割。
実は、私達の体の中で、春に影響を受けるのが『肝』です。
一般的にいう、肝臓とは少し違いますが、この肝には、『血を貯蔵する』働きがあります。
春の影響で肝の働きが悪くなると、血が十分に蓄えられない。
貧血みたいな感じになってしまいます。
だから『補血』(血を補う)が大事なのですね。
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potluck*ct
〈補血できる食材〉
●たんぱく質(肉、魚、乳製品)
・肉、魚では、赤身を意識する
●色の濃い食材(黒、赤、青緑)
私は普段、肉が少ないので、この時期は、肉を意識してたべます。もち、赤身。
あと、お野菜も色の濃いもの(緑黄色野菜)やひじきも常備しますよ。
そして、もう一つ。
大事なこと!
血を補うためには、補血できる食材をとるだけではダメ。必ず〈巡らす食材〉もとりましょう。
代謝(消化、吸収、排泄)がスムーズに行われるためです。
〈巡らす食材〉
薬味になるもの
香味野菜
スパイス類
普段、「ひと手間」に使うものですね。
●玉ねぎ、ねぎ、しょうが、ニンニクを常備
●食後のお茶にひと工夫
私はこんなことしかできていませんが、これも薬膳です。
プラス、今の時期の巡り食材のオススメは、
キャベツ、大根、わかめ、ひじき
あさり、セロリ、春菊
ウーロン茶、緑茶、など
ちょっと意識してみてください。
では、今日はこれくらいで。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました
さ。パン焼きしまーす
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