こんばんは。夜配信です。
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さて、『春の養生』③です。
今回は、スープの紹介をしながら、養生をお伝えしようと思います。
作ったスープはこちら
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(写真)
『トマトとサバのスープ』
今回もわたしのまかないスープなので、冷蔵庫やストックの中から、材料をチョイスしてみました。
意識した春の養生は、『重石(おもし)』です。
※『重石』については、最後に説明しますね。
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つづき
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〈材料〉2人分
▲トマト缶(半分使った残りもの)
▲サバ缶 1缶(味噌煮)←愛用のストック
▲玉ねぎ 半分(スライス)
▲にんにく ひとかけ(みじん切り)
▲冷凍枝豆
▲オリーブオイル 大1
▲塩、胡椒
〈作り方〉
①オリーブオイル+にんにくを弱火で、香りが出るまで炒める。
②①に玉ねぎを入れて、しんなりするまで、しっかり炒める。
③②にトマト缶を入れて、中〜弱火で炒め煮する。トマトがくったりするまで(10分くらい)
④③にサバ缶を入れて更に煮る。サバの煮汁は、スープの味を見ながら加える。
※塩、胡椒で味を整える。サバの煮汁の量で、塩加減は変わります。今回は、煮汁をしっかり使ったので、塩は入れず、黒胡椒で味を整えました。
⑤枝豆は仕上がり間近に入れて完成〜
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今回もまた簡単に仕上げています。
「簡単に薬膳」です。
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スープのアップ写真
前に春のイメージを書きましたが、春は外に向かって伸びるイメージ。
暖かくなって、陽気も上がります。
私たちのカラダは自然と一体なので、季節の影響を受けて、どんどん上に上がる感じです。これを『気が上がる』と表現します。
その結果、上半身に不調が出やすく
・ふわふわめまい
・のぼせ
・鼻水
・目の充血
・顔のむくみ
・イライラ など
他に、
「気が上がる」ということは、『やる気が出る』ということ。でも、やる気が出て頑張るすぎると、調子を崩します。
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〈重石の役割〉
・上がる気を上がりすぎないようにしたり
・ふらふらしないように土台がしっかりさせるため
重石には『補血(ほけつ)』食材。そして巡らせる食材(消化・吸収・排泄=代謝のための食材)をプラスします。
今回、重石(補血)の食材に選んだのは、「トマト」「サバ」、巡り食材に選んだのは、「玉ねぎ」「にんにく」でした。
他に『補血(ほけつ)』食材として、赤身肉、魚、乳製品(植物性では豆乳)、色の濃い食材もそうで、『たんぱく質』をイメージしたらわかりやすいかも。
今日はここまで。
『春の養生』④に続きます。
では、また明日!
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